上市町では地域内外の連携を通じた持続的なまちづくりを目指す「KAMIICHIチャレンジプロジェクト」を推進しています。
今回はKAMIICHIチャレンジプロジェクトに賛同いただき、「上市まちづくりシンポジウム」にご登壇いただいたTEF DESIGN FACTORYの代表である伊東氏にお話を伺いました。
今回はオンラインで伊東氏にインタビューを行い、KAMIICHIチャレンジプロジェクトに賛同していただいた理由や今後期待することなどについてお話を伺いました。

〈賛同者プロフィール〉
TEF DESIGN FACTORY
代表
伊東 将太氏
1983年生まれ。 生まれ育った上市町でデザイン事務所TEF DESIGN FACTORYを営む。
2022年から、自分自身が感化され・刺激をもらえるような場所を生活圏に作りたいという思いで、
空き家を一部回収したイベントスペース「PULPUNTE」を運営。
2025年POPUP商店街イベント「カミノイチ」を街の有志とともに年4回開催。カミノイチ運営委員会 代表。
KAMIICHIチャレンジプロジェクトを知ったきっかけは、立ち上げの時に町から連絡をいただいたことでした。
正直に言うと、最初から賛同していたわけではありませんでした。
当初はプロジェクトのビジョンや実現性、具体的な活動内容が分からず、全体会議への参加に留まり、様子を見ている状態でした。
賛同のきっかけは、活動が具体的になってきたことです。
昨年度、株式会社KAMIICHIチャレンジが空き家調査を実施して、今年度はその結果をもとに具体的にまちづくりに関する意見交換が行われました。
また、私も「カミノイチ」を始めたため、連携できるイメージが明確になりました。
実際、株式会社KAMIICHIチャレンジが空き家調査を通じて繋がった場所を、カミノイチで会場として活用させていただくという機会がありました。
自分たちだけで空き家所有者さんとの関係性を築いて、交渉し、実際に使わせていただける状態にすることは、本来とてもハードルが高いことですが、株式会社KAMIICHIチャレンジがいたからこそ実現できたと感じています。
こうしたお互いが協力して、もっと高い目標を達成できる関係が続くと良いと思い賛同しています。
今回のまちづくり関係者との意見交換に参加させていただきましたが、共通の課題と方向性を共有できるメンバーで、尚且つ参加人数として良いサイズ感だったと思います。
意見が出しやすく、継続しやすく、アクションに繋がりやすいと感じています。
また、カミノイチの取り組みを発表させていただいた、「上市まちづくりシンポジウム」では、これまでの自分達の取り組みを言語化し、客観視することができ、とても良い機会になりました。
他の登壇者の方々の取り組みや大きなビジョン、マインドを聞けたことも大きかったです。
なかなか揃わないようなメンバーだったので、良い刺激になりました。
シンポジウム当日は多くの方に参加していただきましたが、さらに参加する人が増えると良いと思います。
まちづくりは、自分事として関わる人、プレイヤーや取り組みのファンをどう増やすかが大事だと思っています。
今回のシンポジウムを開催して終わりにするのではなく、そうした仲間が増えていくきっかけになると良いと思います。
正直に言うと、まだありません。
そもそも、今の取り組みは変化が分かりやすく目に見える取り組みではないからです。
まちづくりの方は空き家調査の段階ですし、ふるさと納税も日常生活の中で直接目に触れるものではないため、表面上で感じる変化はありません。
ただ、そもそもやっていることの全てが目に見えて変化として感じられなければならない、というわけではないと思っています。
これから取り組みが進み、形にしていくフェーズに入ればカミノイチという場も「変化が目に見える場」として活用していただけるのではないかと考えています。
株式会社KAMIICHIチャレンジとは、既に良い関わりを持っています。
先ほども話した通り、空き家調査によってできた繋がりから、カミノイチの会場のひとつとして使わせてもらうなど協力関係を築かせていただけています。
このような形で、調査された空き家や空き店舗がカミノイチで「生きた空間」として活用されるという連携が続いていくと良いと思います。
また、今後は活用という面でもチャレンジングな企画を株式会社KAMIICHIチャレンジがやってもらえると、より存在感が増していくはずです。
ハードではなく、活用の可能性を示すような面白いことに挑戦して欲しいです。
空き家だけでなく、例えば「空き地の活用」をやっていただけると面白いと思います。
カミノイチはこれまでもアートの取り組みやキッチンカーの出店会場として空き地を活用させていただいていましたが、また別の視点で空き地を活かした企画をやってもらえるとお互いの活動の可能性が広がるのではないかと思います。
そして、一上市町民としては、KAMIICHIチャレンジプロジェクトがあることで日常生活が楽しくなったり、ワクワクしたり、そんな期待が持てる存在になると嬉しいです。

KAMIICHIチャレンジプロジェクトがあることで、日々が楽しくなったり、ワクワクしたりする存在というのはカミノイチが目指すところでもあります。
自分が住んでいる地域が魅力的な場所なんだと、身近なところで気づきを得られる場を提供できるよう、私もこれから取り組んでいきます。