上市町の持続的な地方創生を目指すKAMIICHIチャレンジプロジェクトでは、商店街の活性化を目指す「まちづくり」、ふるさと納税を活用した地域の「ファンづくり」、地域の企業連携や人材育成を通じた「ひとづくり」の3つの取り組みを行っております。
今年度、ファンづくりの一環として、ふるさと納税返礼品事業者および返礼品を検討している事業者を対象とした、全3回のワークショップを開催しています。
第2回目となる今回は、「商品を魅力的に見せる~クリエイティブで目を引く商品に~」をテーマに基調講演とワークショップを行いました。
【日時】
2025年7月24日(木)16:00~18:00
【場所】
富山信用金庫上市営業部 2階ホール
富山県中新川郡上市町法音寺3
【内容】
はじめに、上市町産業課 企業支援班の課長代理である成瀬 徳寿氏に、KAMIICHIチャレンジプロジェクトについてご説明いただきました。
また、G&Cコンサルティング株式会社の取締役である加藤 倫之氏より、第1回目の内容を振り返りつつ、本ワークショップの目的や趣旨についてご説明いただきました。
「KAMIICHIチャレンジプロジェクト」および「前回の振り返りと趣旨説明」については、第1回目の内容をご覧ください。
6月26日(木)に「第1回 ふるさと納税返礼品事業者向けワークショップ」を開催しました。
第2回目となる今回は、商品の魅力や特徴をより効果的に伝えるために、サムネイル画像やキャッチコピー、デザインなどの「クリエイティブの重要性」について学びました。
次に、「商品を魅力的に見せる~クリエイティブで目を引く商品に~」をテーマに、トップノート株式会社の代表取締役である早野 光平氏にご講演いただきました。
早野氏は昨年度、東京で開催した説明会や現地視察ツアーにもご参加いただいており、現在、上市町での事業展開も検討しています。
詳しくはこちらをご覧ください。
今回の講演では、参加者が実践的に学べるよう、ワークショップも交えて進行いただきました。
ECサイトにおいて、サムネイル画像はユーザーの興味を惹き付ける最初の接点です。
「高品質なバナー画像=売上につながる」ということは、各機関の研究や調査によって明確な根拠があります。
魅力的な画像は、ユーザーの関心を集めるだけでなく、CVR(コンバージョン率)の増加や返品率の低下にもつながることが分かっています。
早野氏は、デザインは感覚ではなく戦略設計(≒情報整理力)であると強調されました。
そのうえで、魅力的なクリエイティブを生み出すための重要な点として、3つのポイントを示されました。
・売れている商品ページの“何が良いのか”を言語化すること
・ビジュアル力を高める前段階として必要な”情報整理力”を養うこと
・プロのデザイナーが作るお手本をみて“思想をコピーする”こと
商品が購入されるまでには、以下の4つのステップがあります。
この中で、1つでも情報が欠けると購入の確率が下がってしまいます。
特に「目にとまる」(=サムネイル画像)のクオリティは、最初のステップであるため、非常に重要です。
後半では、参加者を3つのグループに分け、ワークショップを実施しました。
各グループでは、お題となる商品のサムネイル画像構成を考案し、全体でその成果を共有しました。
グループごとに考案した構成案に対し、トップノート株式会社のデザイナーから添削とフィードバックをいただきました。
加えて、デザイナーが実際に作成した構成案も共有され、デザインの意図や戦略について詳しく解説いただきました。
第3回目のふるさと納税返礼品事業者向けワークショップは下記のとおり実施いたします。
【日時】
2025年8月22日(金)16:00~18:00
【場所】
富山信用金庫上市営業部 2階ホール
富山県中新川郡上市町法音寺3
【テーマ】
売れる商品を生み出す ~商品開発の視点と最終アウトプット~
※ テーマは変更する場合がございますので、あらかじめご了承ください。
【申込】
ご参加される方は、下記【問い合わせ先】への連絡またはこちらから申込をお願いいたします。
【問い合わせ先】
上市町産業課 企業支援班
担当:成瀬、前川
TEL:076-472-2519(直通)