上市町では地域内外の連携を通じた持続的なまちづくりを目指す「KAMIICHIチャレンジプロジェクト」を推進しています。
今回は、KAMIICHIチャレンジプロジェクトに賛同いただいている上市町商工会の事務局長である藤井氏にお話しを伺いました。
今回はオンラインで藤井氏にインタビューを行い、KAMIICHIチャレンジプロジェクトに賛同していただいた理由や今後期待することなどついてお話を伺いました。
〈賛同者プロフィール〉
上市町商工会
事務局長
藤井 智氏
富山市出身。
平成24年に上市町商工会に経営指導員として着任。
小規模事業者の経営改善普及事業を中心に、補助金申請やイベント等の地域振興事業に取り組む。
観光振興事業等では特産品開発、物産展への出展、フイルムコミッション事業、インバウンド受け入れ推進等の事業に携わる。
町の産業課から声を掛けられたことがきっかけです。
プロジェクトが始まる前に概要を聞いた際、「上市の未来のために」ということが狙いだと伺い、上市の賑わいや将来に繋がる取り組みに商工会としても貢献できれば思い参加しました。
KAMIICHIチャレンジプロジェクトの全体会議に参加しています。
会議内のグループワークでは、民間や行政の方々がそれぞれ想いを伝える場となっていますが、私は、それらの想いを実現するにあたり「どのような点に気を付けるべきか」という視点をもって参加しています。
最初はどうなるか分からなかったものの、実感として少しずつ変化が生まれているように感じています。
特に、外部の事業者が上市町を訪れる機会が増えてきていることを実感しています。
富山県内であれば上市町を知っている人はいるかもしれませんが、全国的にどの程度認知されているのか、以前から気になっていました。
上市町は有名な市町村ではないからこそ、まずは「知ってもらうこと」が大切だと思います。
地域の中の人だけで考えても限界があるため、外部の意見を聞き、上市町を知ってもらう機会を作ることが重要です。
ここ数年で、そうした動きが少しずつ生まれてきていると感じており、今後の展開にも期待を込めて賛同しています。
株式会社が設立されたことです。
KAMIICHIチャレンジプロジェクトがなければ、こうした動きは生まれなかったのではないかと思います。
また、設立された株式会社KAMIICHIチャレンジは商工会の会員にもなっていただいています。
いくつか変化が生まれていると感じています。
ふるさと納税の取組みでは、それまでは他県の業者が運営をしていましたが、株式会社KAMIICHIチャレンジが請け負ってから明らかに納税メニューが増えました。
これは、株式会社KAMIICHIチャレンジが積極的に情報発信をしてくれたことが大きく、やはり地元の業者だからこそできたことだと感じています。
特に年末のふるさと納税の寄付が増える時期には、その効果を実感しました。
HP上でも返礼品が明らかに増えたことが分かりますし、商工会の会員の方々からも「納税件数が増えた」という声を聞くようになりました。
また、上野での物産展も新しい取組みでした。
これまでも商工会単独での出展はありましたが、今回のように町と連携して実施したことは印象的です。
さらに、空き店舗の調査も株式会社KAMIICHIチャレンジが行っています。
商工会としても以前から取組みたかったものの、なかなか実現できていなかったことを、民間企業が動いてくれたことはとてもありがたいと感じています。
少しずつ動き出した段階だと感じています。
今後は、現在ある取組みをどのように成果に結びつけるかを期待しています。
上市町の商工業者は少しずつ減少していますが、こうした新しいプロジェクトによって、外部から新しい事業者が参入するきっかけが生まれることを期待しています。
また、上市町の魅力をPRし来町者の増加に繋がることも期待します。
まずは上市町に訪れてもらい、自然を体験してファンになってもらう。そして、その流れが最終的に商工業者の活性化につながると嬉しいです。
我々にとっては当たり前のことも、都会にいる方々にとっては非日常を感じる部分があると思います。
まずは、ぜひ一度上市町に遊びに来てもらいたいです。
富山県内でも海がない町ですが、その分、山だからこそ感じるものがあります。